【デッキ解説】ドラゴン族に頼らないブラックマジシャン採用デッキの構築と解説
みなさんこんにちは。雨森ちひろです。
しばらくの間SNSを離れてしまっていたり、サーバー内のリモートでの交流会等にも参加出来ず本当に申し訳ありませんでした。
ブログの方も「ブログはTwitterと違った表現できるから最高、これからバリバリ書いてくぜっ!」みたいな感じで前回まで書いていたのに、めちゃくちゃ更新サボってたりしていて、つくづく自分の意志の弱さとか三日坊主具合とかを実感して呆れ果てています。
てなわけで今回は、最近全くラッシュデュエルのデッキレシピ紹介とかしていなかったなーとか唐突に思い出したので、自分の思考整理も兼ねて久しぶりにデッキの解説記事を更新していきます。
今回ご紹介するデッキは、ここ数週間ほど東京近郊で開催していたラッシュデュエル交流会にて、私が使っていた【マジシャンデッキ】の紹介をしていきたいと思います。
最近は龍魔デッキを使うことにアレルギーがある方も多いように感じたので、今回はドラゴン無しのシナジー重視の魔法使い軸のデッキを考えてきたので、張り切って紹介したいと思います。
それでは、早速デッキレシピを公開します。
以下、採用カード一覧です。
【モンスター:30枚】
ブラック・マジシャン…1
ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル…1
セブンスロード・マジシャン…3
セブンスロード・ウィッチ…3
魔剣士アンサラー…2
ダーク・ソーサラー…3
ライト・ソーサラー…3
ドリアード…2
ミスティック・ディーラー…3
ささやきの妖精…3
セブンスロード・メイジ…2
守護の竜魔導士…2
デーモンの呼び笛…2
【魔法・罠:10枚】
黒・魔・導…2
千本ナイフ…1
マジカル・ストリーム…2
風精の加護…2
ダーク・リベレイション…3
デッキコンセプトは「そこそこ勝てて使っていて楽しいデッキ」です。
なので、圧倒的盤面制圧力を誇る青眼の白龍やドラギアスといった、入れてるだけで強くなっちゃうドラゴン族のカードは全て除外しました。
ロイヤルデモンズ・ヘヴィメタル(以下ヘビメタと略)は、魔法使い族には現状最上級モンスターが最大で4体しか入れられないことを考慮し、火力調整&下級回転要員として採用しています。ウィッチもアンサラーも積んでいるので、発動頻度はかなり高めになっているので、今回のデッキでは強力なアタッカーとして働いてくれます。
ここからは、基本戦術も織り交ぜながら採用カードを4枚のみ解説していきます。
【ブラック・マジシャン】
このデッキでは、このカードを何とか場に出した状態で黒・魔・導によるバック処理と千本ナイフによる障壁モンスターの処理を行いながら、相手のライフを削りきって勝つという方針になっているので、必然的に今回のデッキのキーマンとして機能してくれるカードとなっています。
ブラック・マジシャンのフィールドへのアクセス方法については、後述しますが、墓地や手札から出しやすくするカードを多く採用しているので、かなりの確率でサポートカードの発動が出来るようになっています。
【デーモンの呼び笛】
このカードの主な使い方は主に3つあります。
①ブラック・マジシャン蘇生
②アンサラー蘇生→ヘビメタ召喚要員の確保
③壁、コスト
③はさておき、今回の要となるブラック・マジシャンの蘇生と上級モンスターの蘇生によるフィールド滞在頻度の向上に一役買ってくれています。11月に発売した最新弾の幻撃のミラージュインパクトでは高ステータスな下級バニラの魔法使いが2種類も追加されたので、実用面でこのカードの発動がしやすくなってきているのが嬉しいところですね。ただ、3枚だとダブつくし、ピン差しだと墓地からのリターン頻度が低くなりがちなので適正な枚数はやはり2枚といったところな気もします。
【セブンスロード・ウィッチ】
言わずもがな、手札コスト1枚で最上級魔法使いを特殊召喚&自身の攻撃力を上げることが出来る、状況次第で圧倒的アドを叩き出せるロマンカードです。今回のデッキでは、ブラックマジシャンとセブンスロード・マジシャンの特殊召喚の他に、ヘビメタ用のリリース要員としても機能してもらうカードになっています。また、風精の加護で攻撃力を上げることで2500打点モンスターの処理にも十分活躍してくれるカードなので、文句なしの3積みにしています。
【魔剣士アンサラー】
使用用途は3つあります。
①ヘビメタのリリース要員
②手札の回転率向上(下級事故の減少)
③3000打点モンスターへの対応
①はデーモンの呼び笛からのリリースでヘビメタ効果発動、といった流れで展開しやすくしています。③については、このデッキは風精の加護を2枚積んでいますので、状況に応じてこのカードと合わせて使うことで、3000打点までの最上級モンスターの処理が可能となっています。今回はバニラ枚数補助とセブンスロード・マジシャンの属性補助の役割も兼ねているので、2枚ほど採用しています。
解説は以上です。
組んだ本人が言うのもあれですが、使ってみるとバンバン最上級魔法使いを特殊召喚出来るし、相手のバックも一掃出来たりするので、使ってて非常に楽しいデッキになっています。機会があれば是非皆さんも組んで遊んでみて下さい。
次回は、交流会までに環境デッキ以外のデッキテーマも作って持っていければいいなぁとか思ってますので、また再来週とかそのあたりで気が向いたら更新するかもしれません。
…ブログ書くのって、気分が乗ってるときは楽しいけど、それ以外の「書かなきゃ」っていうモチベーションの時は本当に一文字も打ちたくなくなるから、つくづくライターとか高頻度で更新してる人はすごいんだなあって思いますね。
それではみなさん、さようなら。
【デッキ解説】殺生与奪の権をダクリベに握らせるな!コスト優先型竜魔デッキの構築と解説
こんにちは、雨森ちひろです。
先日、満足さん(@manzokudayo)主催のラッシュデュエル大会(CS)に参加させて頂きました。
最近はラッシュデュエルで対戦する時間がほとんど無かったので、久々の大会参加は本当に楽しかったです。
対戦してくださった皆さん&大会運営の皆様、本当にお疲れ様でした。
今回使ったデッキはみんな大好きデッキメーカーさんにアップロードしていますので、ご自由にお使いください。
引用:ガチまとめ デッキメーカー(2020.06.27最終取得)
それでは今回の大会で使ったデッキを紹介します。
デッキ名は、
『ダクリベはブラフ!コスト優先型竜魔デッキ』です。
名前の通り、今回はダークリベレイションはコストかブラフとしての使い方が9割になります。最近伏せてても打ち抜かれまくるので、当てにしないぞっていう固い意志を持って今回はデッキを組みました。殺生与奪の権をダクリベに握らせるな・・・
基本戦術は打点の高いモンスターを並べて相手をぶん殴りながら、相手のライフを削り切る形になります。
バック対策は、
①前半は相手の墓地の魔法使いをささやきの妖精で戻す
②中~後半ではバック破壊カードや守護の竜魔導士を使って罠カード対策
等でしていきます。
コスト優先型と位置付ける理由としては、
・イカヅチのサンダー
・ささやきの妖精
・守護の竜魔導士
・フェニックスドラゴン
・ミスティックディーラー
等々、手札コストを使用するカードが多く入っているので、これらのカード効果を積極的に発動していく戦い方がこのデッキの特徴となるからです。
また、デッキ枚数が41枚と切りの悪い数字になってしまった理由としては、
①魔法と罠の合計枚数はデッキ総数の4分の1以上
②4.00≧下級の枚数/最上級の枚数
のどれか一つでも条件を満たしてしまった場合、手札の事故率が劇的に増加する気がするからです。
これについては本当に感覚的なものでしかないのでこれ以上何も説明出来ませんが、このルールを守らないとなぜか事故りまくるんですよね。
私なりのマイルール、現実世界の乱数調整みたいな感じです。
面白そうだと思った方はぜひ試してみてください。何か良い感じになりますよ。
さて、ここからは採用してよかったカードをピックアップして解説していきます。
①ささやきの妖精
まず最初は今回の大会で大活躍したこのモンスターです。
一般的に攻撃を仕掛ける前にダークリベレイションや火の粉のカーテン対策として使用する場合が多いので、前半戦~中盤戦でそこそこな活躍してくれるカードとして採用している方が居ないくらいの便利なカードですよね。
今回の大会では、手札を惜しげもなくコストに回して戦うこのデッキと相性が良かったこともあり、『セブンスロードマジシャンを出したはいいけど、ブルーアイズの攻撃力を越えられない・・・』みたいな状況も多く作ることが出来たので、改めてこのカードをぶん回した時の蓄積毒みたいな恐ろしさを思い知りました。
入れておいて全く損はしないカードなので今後も上手く活用していきたいカードの一つです。
②リカバリー・フォース
お次はこちらの魔法カードです。
「ドローする代わりに貴重な墓地のリソースを削るアホの子」
「2枚以上で腐りまくる使い勝手の悪いカード」
「ピン差しする意味すらないポンコツ」
「こんなカードオレは三十六枚持ってるよ・・・」
等々、世間では厳しい評価をつけられているこのカードですが、攻めるタイミングで守護の竜魔導士みたいな破壊対策カードを引いたり、アドバンス召喚要員となる下級モンスターを引いたりと意外と今回のデュエルで大活躍してくれました。差してて本当に良かった。
このカードの強いところは、墓地に魔法使いが3体以上いれば絶対に発動出来ることなんですよね。
今のカードプールだと無効化されることもないので、自分の好きなカードを墓地から回収してしかも1ドローも出来ちゃう便利なカードとして1枚くらいは入れといて損はしないカードなんじゃないでしょうか?と個人的には思いました。
ただ、あのカードとの相性が悪すぎるのが難点なんです・・
そうです・・・・
こいつです。
発動したら一気に形勢逆転出来るパワーカード。
このカードを如何に発動出来るかで勝敗も変わってくるので、魔法使いデッキの決闘者はこのカードを3積みしている場合がほとんどなので、リカバリー・フォースが腐りやすく採用は見送られる場合がほとんどなんですよね。
今回のデッキにも一応ダークリベレイションは2枚採用しているんですが、実際のところ全試合を通してダクリベって殆ど発動していません。
ぶっちゃけ、『ブラフ:発動=9:1』
と初めから心に決めて組んでいたので、リカバリー・フォースの発動には何ら支障は出ませんでした。
ではなぜ、ダクリベ入れたのか?と聞かれたら理由は一つです。
積んでないのバレたら上級モンスターでリ●チされるからです。
要は、牽制が主な目的だったんです。実際、対戦ではダクリベを手札コストで落として魔法を伏せて警戒モードに入らせたり、わざと1枚だけ伏せて割らせてダクリベの存在をアピールしたりしてました。
そんな感じでプレイしてたのでリカバリー・フォースもいい具合に機能してくれました。
皆さんも1枚だけ差して決闘してみてはいかがでしょうか?
戦術の幅も広がりますし、何より決まるとかなり強いカードなのでおすすめです。
③貫通!
最後のカードはこちら、貫通です。
脳筋デッキ御用達、それ以外のデッキでもピン差ししておくだけで大活躍が期待できるカードです。
久しぶりにデッキに採用してみて気づいたんですが、
『ドラギアス×貫通!=鬼つよ』ですね。
しかも発動条件は『なし』。
手札を使い切ろうが何だろうが機能するので、素早く相手のライフを削り切ることを目的としたこのデッキとの相性は非常に良かったです。
装備モンスターの条件もないので、入れておくだけでかなり強いカードだと思いますので、ドラギアス採用している人はぜひ一度ピン差しを試してみてください。
直ぐにその強さを実感出来ますよ。
という訳で、長々と書いてきましたが、本日の日記は以上です。
交流会ってやっぱりいいですね。参加したからこそ出会えた人もいるし、いつも戦ってる知り合いと偶然当たって楽しくデュエルすることだって出来るし、何より真剣勝負になるので普段よりも多めに実戦の経験値を稼げているような気がするので、また機会があれば参加したいです。
第一回マンゾクテクニカル杯、運営の皆さん本当にお疲れ様でした。
それでは皆さんまた逢う日までさようなら。